出産の心配は御無用です|フリースタイル分娩という手段もある

胎児と母体の健康のために

妊婦

奇形や貧血を防止

妊婦は、自身のためにも胎児のためにも、多くの栄養分を摂取することが肝心とされています。特に積極的に摂取する必要がある栄養分は、葉酸です。胎児は、DNAの情報をもとに細胞分裂をおこない、成長していきます。そして葉酸には、そのDNAの正しい合成を促す力があるのです。DNAの合成がうまくいかなければ、誤った情報で細胞分裂がおこなわれ、胎児が奇形となるリスクが高くなります。しかし葉酸を摂取していれば、それを予防できるのです。また、葉酸を摂取していると、赤血球の生成が促されます。妊婦は、胎児への栄養補給を血液によっておこなっているので貧血になりやすいのですが、葉酸によって赤血球が多く作られれば、それも防止できるようになります。

摂取を開始する時期

胎児は、妊娠6週目頃まで正常な細胞分裂をおこなうことができれば、以後も正常に成長しやすくなります。逆に言えば、正常な細胞分裂を促す葉酸は、妊娠6週目までに摂取しておかなければならないということです。そのため妊婦の多くが、妊娠が判明した時点で、葉酸の摂取を開始しています。ただし、妊娠6週目頃になって初めて、妊娠したことが明らかになるというケースもあります。こういった事態を避けるために、昨今では妊娠の計画を立てた時点で、つまり妊婦になる前に、葉酸の摂取を開始するという人も増えてきています。その場合は、受精卵の段階から正常な細胞分裂がおこなわれやすくなるので、胎児の奇形のリスクは一層低下することになります。